今回は、美容師からなんと長距離トラックドライバーに転身した方から話を伺うことができました。
現在美容師の人で転職を考えている方や、運送業界に興味のある方は必見ですよ!
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実は販売ノルマもある美容師のお仕事
高校を卒業した私は、美容専門学校に進み美容師になりました。
私が通っていた専門学校は、美容室も経営している美容専門学校でしたので、2年間で美容師免許を取得後、そのまま同校の系列会社へ就職しました。
美容師のお仕事について簡単に説明すると、お客様の接客、シャンプー、カット、カラーリング、パーマなど、ほぼ髪への施術がメインです。
また、意外と知られていませんがヘアケア商品の販売も業務の一環としてあり、月に数本のノルマまで決められている美容室院もあります。
私の勤務していた美容室でも、ワックスやシャンプーを販売するようノルマがありました。
美容師は店長になっても手取り20万以下がザラ!
基本的に、美容師の給料は本当に安いです。
美容師がお客様の髪をカットできるようになるためには3年程度かかります。
それまでの期間は、主に雑用や受付、電話予約などがメイン。いわゆる雑用です。
その時の給料は、手取りで9万円程度でした。
また、髪をカットできるようになっても5年程度は15万円程度でした。
私自身は、実家から勤務していましたが、仲間でルームシェアをして生活する人もいました。
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皆さんがおもちの美容師のイメージは、「20代前半の施術者」ではないでしょうか。
理容院などのいわゆる床屋さんは、年配の方を対象にしていたり、地域に根差した経営が多いです。
しかし美容院の場合、30代以降の美容師は店長などの管理職を除いてあまりいません。
施術の腕は当然としても、さらに高いコミュニケーション能力やトレンドに敏感でなくてはならないため、「歳をとってからも続けられるよう人は一握りだろうな」と私自身は感じました。
常にトレンドに敏感でないと生き残ることは難しい業界
美容師は、営業時間終了後に練習や会議などがあります。
常に変化する「トレンド」を把握し、そこに向けてカットの施術も押さえておくためです。
女性は流行に敏感ですので、つねにトレンドを押さえてないとあっという間に指名が取れなくなってしまいます。
また、「こんなカットが流行るので、こう切りましょう」という教材なんてありません。常に同僚と情報共有をしながら研究するのでどうしても時間がかかります。
独り者の時はまだよかったのですが、家庭を持った後では拘束時間が長い業務がだんだんきつくなってました。
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美容師を辞めることを決意した私は、3か月前に会社に届け出を提出し、退職しました。
その後は一か月程度休みを取ってリフレッシュをした後、5月からは本格的に就職活動をしました。
正直、業界、業種を選ばなければそこそこお給料が出そうなものは多数ありました。
美容師の時よりも拘束時間が短く、給料がそれなりに貰えて、かつ長く働けるという条件で探したところ、たどり着いたのは「長距離トラックドライバー」でした。
大型免許は持っていないものの、免許取得支援制度のある会社に6月に入社。
最初は普通自動車免許で運転可能な中距離ドライバーから始め、1年後には大型トラックの運転手としてデビューすることができました!
現在、運送業界はかなりクリーンになっています
今はどの運送会社も人手不足で、かなりの好条件で人材を募集しています。
私が勤務した会社も手取りで30万近くあり、転職としては大成功だったと思います。
運送会社といえば、一時期「残業代が出ない」「拘束時間が長い」などネガティブなイメージがありました。
しかし現在は運送業界全体で法規範の徹底がなされており、法定通り定時であがることもできます。
いつか独立することを夢見て、私は今日も荷物を運んでいます!
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