今回「ブラック企業の体験談」を話していただくCさんは、IT系のアウトソーシング(コールセンター関連)で、かなり過酷な思いをされたとのことです。
社歴5年といったら会社の中でもそこそこ重用される立場のはずです。普通に実績を出していれば管理職のルートも見えてきているはず。
そんなCさんが、社内での将来性を捨ててでも転職しようと考えるにいたった、「ブラック企業」の実態についてご紹介します!
Contents
コールセンター関連企業のブラックな実態とは
【ブラック企業実態①】月収20万円でボーナス年1回!
ブラック企業といえばまず最初に思いつくのが「低収入」です。
Cさんは正社員でありながらも、基本給が20万円。さらにボーナスが年に1回で1ヶ月分の支給だったそうです。
コールセンターのアウトソーシングは、契約を取るためにコンペで勝ち抜かなければいけない内部事情があります。
いわゆる「他社よりも単価をどれだけ下げられるか」なのですが、そのしわ寄せが従業員にきているのは業界の悪しき慣習ですね。
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【ブラック企業実態②】福利厚生もなく有休も取り辛い雰囲気
正社員のアドバンテージといえば、給与だけではなく「福利厚生」面です。
例えば退職金の積み立てであったり、各種補助金、能動的に受けられる研修制度などが、正規雇用と非正規雇用の大きな違い。
福利厚生(ふくりこうせい、employee benefits)とは、企業が従業員に対して通常の賃金・給与にプラスして支給する非金銭報酬である 。また多くの場合、企業の福利厚生の対象は従業員のみならず、その配偶者や家族、あるいはかつて従業員だった者にまで及ぶことがある。(Wikipedia)
Cさんの会社にあったのは、流行りで取り入れた「リフレッシュ休暇制度」程度。それも積極的に取りづらい印象だったとのこと。
また、常に忙しいこともあり、有給休暇も取りづらい雰囲気だったそう。
年に2~3日取得すればいいほうで、残数は年度が切り替わるたびに消えていく・・・という有様だったとか。
「有給を使う権利」というのは、労働者にとってかなり強い効力を持つのですが、それすらままならないのがブラック企業の実態のようです。
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【ブラック企業実態③】30時間を越えた分しか残業代が出ない
Cさんの就労契約内容はなんとみなし残業が月30時間こみ。
つまり、残業30時間をこえた分しか残業代が発生しないというかなり劣悪な条件です。
月に50時間残業をしても、もらえる残業代は20時間分。
三六協定でも月間の残業の上限は45時間と定義されているのですが、実際問題40時間を超えただけでも結構キツいです。
それなのに残業代は30時間分込みとは・・・正直派遣スタッフのほうがマシではないかとすら思いますね。
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そんなCさんですが、現在は転職をして別の企業で働かれています。
Cさんがブラック企業を脱出した話を聞いてみましょう。
今の会社に居続けることが「安定」と錯覚していた
Cさんは、ブラック企業に勤務して3年目にしてようやく転職を意識し始めていたそうです。
まわりの友人と比べ、収入が低いわりにプライベートに割く時間が明らかに少なかったのがその理由です。
しかし、それから2年もの間転職のアクションを起こすことはありませんでした。
TVやメディアで「大量失業」や「就職難民」みたいなニュースを見ると「まだこの環境はマシなほうなんじゃ・・・?」と自己洗脳に近い思考が発動されることがありますが、Cさんもその典型です。
その結果、5年もの辛い歳月を過ごすことになってしまいました。
あてのない転職活動を成功させた秘訣とは
コールセンター関連の仕事は、営業職と違って他業種との接点がほとんどありません。
巷でいわれる「コネ」や「ヘッドハンティング」とは無縁の世界でもあり、転職自体はハードモードです。

そんなCさんが転職を成功させたのは「転職エージェント」を活用したことです。
転職エージェントは、転職サイトと違って担当がついてくれるため、短期集中で仕事を探すなら必須のサービスです。
Cさんは転職を決意した時点で、転職エージェント3社へ即登録したそうです。
この当たりのスピード感は素晴らしいですね!
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情報収集にじっくり1ヶ月かけてから応募開始
転職エージェントに登録すると担当者がつくので、いろんな仕事を紹介してきます。
しかしCさんはすぐに面接を申し込むことはせずに、1ヶ月ほどかけて情報収集を行ったとのこと。
そして「ここなら良さそうだ」と吟味した数社にエントリーし、見事2社から内定を勝ち取り、現在の企業に就職できたというわけです。
もちろん1ヶ月もじっくり情報収集が出来たのは、勤務中に転職活動をしていたからにほかなりません。
転職エージェントなら面接日なども都合に合わせて調整をお願いしやすいので、まさに勤務しながら転職活動をするにはベストというわけです。
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まとめ 「ブラック企業でもまだマシ」という錯覚は捨てさろう!

Cさんが以前勤めていた企業は、収入面・福利厚生などどれをとってもブラック企業といっていいレベルです。
しかし、そんな環境に甘んじてしまったのは「まだヒドイところはある。うちはマシなほうだ」と、より劣悪な環境と比較してしまっていたところだと思います。
この記事を読んでいるあなたは、おそらく今の勤務先をブラック企業ではないか?と迷っているのだと思います。
ブラック企業とは、「残業代ゼロ、ハラスメント横行」だけを差すのではありません。
あなたが「労働力を供給している」立場ではなく、「労働力を搾取されている」と感じているのであれば、それは十分ブラック企業なのです。
転職活動は在職中に行うのが基本であり、開始スピードがはやければ早いほど、今の環境から脱出できるスピードもあがります。
ここまでの記事を読んでお疲れだと思いますが、転職エージェントの登録だけはすぐに済ませておくことをおすすめします!
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