
コロナ影響で緊急事態宣言が出てからというもの、各社での従業員を守る姿勢が浮き彫りになってきました。
会社によってはテレワークの推進をすることもなく、「仕事があるだけありがたいと思いましょう」といわんばかりのところもあり、従業員はたまったものではありませんよね。
しかし、このコロナ問題はいつ終息するかわかりません。
小売業やサービス業がまっさきにダメージを受けたものの、じわじわと製造業にもこの影響は波及しており、今後失業率は跳ね上がるものと見ています。
「仕事があるだけありがたい」というのは確かに事実ではあります。
ですが、それは今の状況下での話です。
長い目でみて、従業員であるあなたを大事にしない企業に籍を置き続けるのは考えものです。
いつか転職をしたいと考えているあなたが、今やるべきことをまとめてみました。
退職を考えている人が今やるべきこと
転職を先々考えている人が今やるべきことは大きく3つです。
① 転職に有利な資格を取得する
② 求人情報のチェック体制を作っておく
③ 自分自身の強みを知る
順に見ていきましょう。
転職に有利な資格を取得する
転職をするにあたって資格を持っていると有利です。
マイナビによると、転職に役立つ資格は以下のとおり。
日商簿記検定/公認会計士/米国公認会計士/MBA/ファイナンシャルプランナー(FP)中小企業診断士/社会保険労務士/宅地建物取引士(宅地建物取引主任者)/自動車普通免許/TOEIC/キャリアカウンセラー(CDA)
これらの資格を勉強する場合、テキストは必要ですが、独学だとかなり難しいと思います。
とはいえどもこのご時勢、スクールに通うというわけにもいきませんよね。
そこで今人気のサービスが「オンラインスクール」です。
定額で色んな資格の講義が受けられますので、このようなサービスを利用しながら勉強するのがオススメです。
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求人情報のチェック体制を作っておく
いざ仕事がなくなってから求人サイトで仕事探しを始めても、膨大な情報に圧倒されてしまい、かえって混乱してしまいます。
そのうち貯金も目減りしてしまい、慌てて入った会社がブラックだった…というのは本当によく聞く話で、言い方はおかしいですが「求人情報に慣れておくこと」は絶対に必要です。
そのためにも、仕事がある今の時点から定期的に求人情報をチェックし、市場のニーズや給与相場感をしっかり把握しておきましょう。
求人サイトも色んなところがありますが、リクナビNEXTのような大手求人サイトに登録しておけばまずは安心です。
サイトの操作感になれておくことも大事なので、「登録して終わり」とならないよう、しっかり触っておきましょう。
自分自身の強みを知る
転職をする・しない問わず、自分自身の強みを知っておくことは大切です。
とくに今の仕事が長い場合、「自分が出来る業務の延長」で仕事を探してしまいがちなので、自ら可能性の幅を狭めてしまうのです。
内勤がずっと長かった人が、営業職や接客業で花開くことだってあります。また、自分の強みを理解しておかないと面接の場でも自分をアピール出来ませんよね。
そこでおすすめしたのがストレングス・ファインダーです。
これはギャロップ社というアメリカの会社が開発した、「あなたの強みを分析するメソッド」で、30分程度の質問に回答していくだけであなたの強みを5つ知ることが出来るんです。
WEB診断のコード付きの本なので、中古で買うのはやめておきましょう(肝心の診断が受けられなくなります)
また、ストレングス・ファインダーほどではありませんが、リクナビNEXT登録すると「グッドポイント診断」を受けることができます。
こちらはリクナビに登録する手間はありますが、無料で受けられて評判のよい診断なので、是非やっておきましょう。
まとめ
非常事態宣言になったことで経営が縮小し、その結果末端の社員まで影響が出ています。
これは大なり小なり色んな企業に見られている状況で、そのうち失業が増えてきたら、求人市場は間違いなくレッドオーシャンになると思います。
そんな状況で備えもなく飛び込むのは無謀といわざるを得ません。
また、今転職を考えていなくても、会社の経営状況が悪化し、転職を余儀なくなれる方も一定数出てくると思います。
つまり望むにせよ望まざるにせよ、転職は他人事ではないともいえます。
厳しい時代をサバイヴするためにも、普段から備えを意識していきましょう!

